鷹長 菩提酛 純米酒 720ml
程良い酸にたっぷりとした甘味が口いっぱいにふくらみ後から果実のフレーバーが立ち上がる素晴らしいお酒です。
風の森の別ブランド鷹長から、鷹長菩提酛(ぼだいもと)純米酒が入荷しました。
室町時代に発祥した乳酸菌を利用した日本最古の酒母である菩提酛で造られたお酒です。
香りはバナナとアプリコットに酸の香りをミックスした果実香で、
含むと程良い酸にたっぷりとした甘味が口いっぱいにふくらみ、後から果実のフレーバーが立ち上がり、アフターは甘味メインの甘酸っぱい余韻が長く続き素晴らしいです。
二口目は酸が前へ出てきますが直ぐに優しい味わいに覆われ、温度が上がると甘味が強くなり乳酸のフレーバーを感じるようになります。
二杯目は甘味と酸の効いたバランスの良い飲み口で、丸くてふくらみのある甘酸っぱい味わいが素晴らしいです。温まると柔らかく厚みのあるトロッとした飲み口になります。
三杯目になると味が一つにまとまり甘酸っぱく広がり、温度が上がってくると甘味が増し優しい飲み口になります。
2023BY、酒米:奈良県菩提山町産ヒノヒカリ、精米歩合:70%、日本酒度-32、酸度3.8、アミノ酸度2.6、アルコール:17度、無濾過無加水生酒
菩提酛とは(油長酒造さんの解説を抜粋要約)
菩提酛造りとは室町時代に奈良菩提山正暦寺において創醸された醸造法で、乳酸菌を利用した日本最古の酒母です。乳酸菌による乳酸発酵を利用する点で生酛や山廃の原型とも言えます。